2008年7月22日火曜日
地頭力を鍛える
流して読むにはもったいない。
考え方というものが、きちんと整理されていて視覚化されて説明されている。
久しぶりに、じっくり2回読みたいと思った本。
--memo--
「東京都内に信号機は何基あるか?」といたような、把握することが難しく、ある意味荒唐無稽ともいえるような数量について何らかの推定ロジックによって短時間で概数を求める方法をフェルミ推定という。
「頭のよさ」は3種類
1.記憶力がよく何でも知ってる「物知り」(what思考)
2.対人感性が高くて人の気持ちを瞬時に察知行動できる「機転が利く」(How思考)
3.数学の問題やパズルを解くのが得意な「考える力」(why思考)
※3の考える力が地頭力である
地頭力の本質は、3つの思考力である。
「結論から」仮説思考
①少ない情報からでも、仮設を構築する姿勢②前提条件を設定して先に進む力③時間を決めてとにかく結論を出す
「全体から」フレームワーク思考
①全体俯瞰②「切り口の選択」③分類④因数分解⑤全体俯瞰とボトルネックの発見
「単純に」抽象化思考
①抽象化②解法の適用③再具現化
地頭力を鍛える最大のメリットは、圧倒的に生産性をあげる(効率的に進める)ことができる。
仮説思考力=結論から考えることにより、最終目的まで最も効率的な方法でたどり着くことができる。
フレームワーク力=「全体」から考えることにより、コミュニケーションにおける誤解や後戻りを最小化できる。
抽象化思考力=「応用力を広げることにより、少ない知識を様々に応用して新しいアイデアの創造や効率化などを飛躍的に図っていくことができる。
世の中の経営者やトップマネジメントの人は、地頭力が高い人が多く、思考回路が「結論から」「全体から」「単純に」考えるようにできていることが多い。理由は3つ
1.経営者は部門代表ではなく、はるかに上空から会社を見ていく必要がある。
2.様々な経営課題を次々にこなすため、記憶力だけでは太刀打ちできず、膨大な知識を整理し、活用するために考える力が必須。
3.経営者は人並み外れて忙しく、時間がないと同時に、その中で最高の結果を求められる。
仮説思考とは逆算すること
ベクトルを逆転して考える、こちらからでなく、あちらから考えることである。
情報が少ないから判断できないというのでは、そこでゲームオーバーである。
人生設計を自分の葬式から考える。
結果から考えるということで、自分の人生そのものも「自分の葬式はこうあってほしい」というのを思い浮かべるところから逆算してみる。
前提条件を決めて前にすすむ。つまり課題を定義すること。
実は課題を解決するために一番難しいのが、「課題を定義すること」。課題が明確に切り分けられてしまえば、もう半分以上問題は解決したも同然といっても過言ではない。
知的好奇心も2種類
1.問題解決に関する好奇心(why型)
2.知識に関する好奇心(what型)
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