2008年7月20日日曜日
はじめての課長の教科書
30代前半にオススメ本だったので、読んでみることに。
--memo--
課長の大きな役割「異なる価値観を持つ世代間の通訳」
経営管理の96%はルーティン的な反復業務であると、経営の神様ドラッカーも言っている。上司として部下にルーティン・ワークがなんたるかを正しく教えることは、立場に関係なく重要な課題
課長とは何か?
・課長は正式な管理職の最下層の地位である。係長から課長に昇進できるかどうかは、キャリア最大の山である。
・課長は年齢、能力に大きな幅がある部下を持たなければならない。部下、顧客、上司の三方向に意識を向け、利害を調整するのが課長の仕事。
・経営者がリーダー寄りであるのに対し、課長はマネージャーよりである。
・課長には「数字としての成果」とともに、家族的な方法で部下をまとめることが求められる。
・課長は部下に徹底的にルーティン・ワークを教え込むことで、例外的な問題や事業機会を発見する仕組みを作り上げなくはならない。
・課長は「重要な現場情報」を経営に引き上げ、経営ビジョンを現場に浸透させるナレッジ・エンジニアである。
部下を好業績に導くためのいうつかのスキルは、ある一点で共通している。
それは、すべて何らかの形で「部下のモチベーションを高め、維持する」ことに貢献していること。
部下は十分に教育する必要がありますが、教育をしたら、あとは部下の能力を信頼し、部下の思うとおりに仕事をさせるということが現代的な人的管理方法。
コーチングの3つの禁止事項
1.アドバイスや指示、提案などは決して行わない。
2.yes/noで応えられる質問は避ける。
3.「なぜ、どうして?」を質問するときには、非難の意味を込めない
限られたポストと予算をめぐる社内政治
・企業全体の利害を優先させつつ、自らの責任範囲を大幅に超えて、公式・非公式に多くの社内横断的なプロジェクトに献身的につながっていくこと。
・予算の数値目標には、説得力のあるストーリーを用意する。
・一度決まった予算の数値目標は、何があっても達成する
・人事評価はできる限り部下に高い評価を与え、モチベーションを高める機会とする
・キーマンに対しては、ギブ&ギブの姿勢で自らが有用な人材になるようにする。
課長どまりのキャリアを覚悟する
変化の厳しい業界では、ベテラン課長としてのキャリアにとどまるほうが、部長に上り詰めてしまうよりもリスクが少ないという考え方もある。買収された場合などに真っ先に「余る」のは部長だからである。
また部長は人件費が高いから、格好のリストラ対象となる。
課長にまでなった人材が職を失うのは、多くの場合、スキルが足りなかったのではなく、業界の不況が原因です。2年くらいは生活レベルを落とさなくても生きていけるくらいの準備金を持つこと
課長の次のキャリアを考えるには?
・自分の負けパターンを洗い出しておく。一般的には「怒りの感情のコントロール」「自分の理解の課題評価」
・英語はビジネスの道具として必需品。ただし、ブロークン・イングリッシュで十分。毎日一定時間をとって地道にトレーニングを続けるようにしたい。
・昇進をあきらめることで、発想が自由になったり、信頼があつまって昇進したりすることがある。
・ビジネス書は乱読するのでなく、良書を選んで読むべきである。役立つ良書とは、版を重ねていうような本である。
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