2008年8月12日火曜日

線と面の思考術



--memo--

最近の20-30代の若い人は、クリイエティビティ(創造力)は高いものを持っているが、イマジネーション(想像力)が足りないのではないか。今の社会や自分の個性を発揮することには熱心だが、そうした既成の中で自分が得をする道を探しているように見える。しかし、実際には自分が変わるように、世の中の仕組みも変わっていく。変化に対応して自分の頭で考えられる力=現実に何が起きているのかを見通す力、その中で次に何をすべきかを発見していく力が最強の武器になる。

「成功」ではなく、「成長」を目標にする。成長とは、今日の自分が昨日の自分を物足りなく思えること。

脳は現実を2通りに捉える。
・本を読むときに、眼で追っている文字の列は「線の思考」で認識している。
簡単にいうと、「線の思考」は、時間とともに順番に表れてくるものを認識する力。もう少し一般的にいうと、論理的な思考で、客観性があり、他人と容易に共有できる思考の原理。

・「面の思考」は時間を必要とせず、一瞬にして把握する能力
目的地までの全体の道のりを思い浮かべて、これから信号を3つ経過すると目的地だなどと考えるのが「面の思考」。感性的な思考で、主観的で個別性の高い思考の原理。

2つの思考の存在に気付きづらいのは、現実をなめらかにするように認識できるように、脳が意識の奥に隠しているから。

4つのステップで思考の精度を高める
step 1)最初は「面の思考」を使い、日常の常識の範囲をこえて、試行の限界まで可能性をひろげていくこと。
私たちは、自分で考えている以上に思いこみにとらわれている。最初のstepは「面の思考」をつかってこのような思い込みを打ち破り、アイデアのフィールドをひろげること。


step 2)つぎに「線の思考」によって、ひろげた考えの断片を拾いながら、情報を整理していく。断片としては面白くても、全体の流れに関係のないものは潔く捨てていく。できるだけ活かすように拾い上げながら、ひとつのストーリーになるようにつなげていく。
同じようなものをまとめ。まとめたもの同士の関係をみつけ、それを構造化する。

3)「面の思考」にバトンタッチ。step2で「線の思考」がつくったストーリーにリアリティがあるかどうかを検討する。
構造化されたアイデアを「要するに何を言っているのか」とひとことで言えるようにしていく。

4)最後に「線の思考」がもう一度全体を精査して、より多くの人いn納得してもらえるかをチェックする。このstepまできて、ひらめきからはじまったアイデアが他人と共有できる企画へと進化する。

アイデアを提示するときには、これ以上シンプルにできないというところまで言葉を捨てること。

自分を超える本の読みかた
・既知を確認するだけの読書から卒業する。
・わからないことに出会ったときに、わからないこと自体にきづく力が必要
・目前の情報と俯瞰でよむ

0 件のコメント: