2008年8月5日火曜日
2週間でベスト脳をつくる本
野球でいうボールが止まってみえたなどの「ゾーン」に入るような状態つくりを紹介した本。脳を最高の状態にしあげるメカニズム。新しい発見は、「常にいい状態」の脳というのは、エネルギーを無駄づかいしているという解釈。必要なときにベストな働きをする本当にいい脳をつくるということ。
--memo--
リズムをもたず、フルに脳を使っていると、その生物は確実に寿命が短くなる。さらにエネルギーを使いはたして餓死することもあり得る。
脳は体重のだいたい2%の重量がある。しかし、使うエネルギーは全身の20%を占めている。「脳を使うとお腹が減る」というが、医学的に正しい。
緊張したときは深呼吸したらいいという常識は誤り。深呼吸ではなく、息を吐くということが大事。できれば口をすぼめて息を吐いたほうがよい。
目覚ましは「音」ではなく「ライト(光)」で起きるようにする。
もし、二度寝をする場合は、90分単位で寝る。
睡眠時間が短いのは脳にとって、ものすごいストレスになる。このストレスに対抗しようと副腎皮質からコルチゾールというホルモンがでる。
もっとも大事なのは、頑張らなければならない本番だけ前向きな質のよいプレッシャーをかけること。そうすれば脳や全身が望ましい形で活性化してくれる。逆に準備の段階からプレシャーをかけ続けると、余力を使いはたしてしまう。
脳の機能を高めるには、アミノ酸のもとになるたんぱく質やオメガ3系脂肪酸と呼ばれる脂肪分が不可欠。
タンパク質がないとシナプスがつくれないので、新しいニューロンのネットワークが発達しない。また、タンパク質が分解してできるアミノ酸がなければ、ドーパミンやセロトニンなどの脳内ホルモンをつくることができない。一方、脳にとっては脂肪分も重要。脳は脂肪分の固まりのようなもの。だいたい脳の50%は脂肪分できている。脳に限らず、人体に60兆個ある細胞はすべて脂肪の膜でおおわれています。
脳の機能が低下した場合、それを柔軟な状態にもっていくためには、オメガ3系脂肪という高品質の脂肪をしっかりと取る必要がある。サバやイワシなど背の青い魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)や、エイサコペンタエン酸(EPA)です。
日本には「寝食を忘れて没頭する」ということが、美徳とされていますが、それはとんでもない誤解で、やってはいけないこと。「寝」も「食」もベストコンディションを実現するために不可欠なため。睡眠をとらないというのは、脳が過剰に興奮してしまっている。医学的には正しいが、長期的にいれば、睡眠不足は機能を低下させている。実際に脳のパフォーマンスはどんどんおちていくので、結局は損をする。「食」を忘れることもまったく同じ。我々は「寝食をわすれて没頭」はせず、規則正しく3食、おやつをとり、とりわけ胃の調子に気を配らなければいけない。
朝食からさかのぼって9時間以降は、食事をとらない。
噛むという行為は頭にいい。ガムはどんどん噛むべき。集中力をあげる効果もある。
体温より冷たいものはたべない。冷たいものをたべると胃の動きが止まる。体温と同じになるまで噛めばよい。
「14+2」の法則。私たちのからだは、朝に光を浴びてから14時間後にメラトニンの分泌がはじまる。さらにプラス2時間たてば、さらにメラトニンの量が増えるので、睡眠に適した状態になる。
姿勢が脳の状態をあらわす。姿勢も結局は、脳がコントロールしている。
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